風疹の抗体検査で数値が16でした。 子供の頃に、三日はしかをやったのですが、抗体...

風疹の抗体検査で数値が16でした。
子供の頃に、三日はしかをやったのですが、抗体が薄れているらしいです。
年齢的に子作りのタイムリミットが迫っています。ワクチンを打つにもかなり待つし、打ったら二カ月は
子作りできないとか聞きました。
二カ月ってけっこう大きいです。

風疹抗体16で感染した方って何割くらいなんでしょうか?


- 回答 -
風疹抗体が幾つならば絶対に感染しないという基準値はありません。

妊婦に対するCRS(先天性風疹症候群)発症予防の為の風疹HI抗体価の基準値は32倍以上とされていますが、基準値はあくまで基準であり絶対安全域ではない為、必ず例外はあります。

過去にはHI抗体価64倍の母親からもCRSの子供が産まれた報告がありますので、仮に32倍以上あたとしても妊娠初期(20週位まで)は風疹ウイルスの曝露(風疹感染者との接触)を避ける様にしなければいけません。

>風疹抗体16で感染した方って何割くらいなんでしょうか?

抗体価が幾つ以上ならば感染しないという事は分かっていない為、16倍の安全度はどの程度とは言えません。

只、男性の風疹感染予防の基準値は一応16倍以上とされていますので、16倍以上であれば顕性感染(明らかな症状が確認できる感染≒発病)は滅多に起こらないと考えても良いと思います。

しかし、厄介なのは風疹は不顕性感染(症状が表面には出ないが感染は成立している)でも赤ちゃんにCRSが発生する事がありますので、本人が風疹に罹ったと気付かなくても赤ちゃんに障害がでる可能性があります。(その為に妊娠初期の検診で風疹の抗体価を検査します)

そういう意味では、HI抗体価16倍は顕性感染は起こさないだろうけど、CRSは起こり得るレベルと考えられます。

今のところ、CRSの発症は過去に記録が残っている範囲ではHI抗体価64倍が最高値ですが、だからと言って128倍以上ならば安全かどうかは分かりません。(過去に記録が無いだけで可能性が否定された訳ではありません)

また、過去の発症例の最高値を元に基準値を128倍にしてしまうと、ワクチン接種で128倍まで抗体価が上がらない人の割合が多くなってしまい、予防接種が有効な対策とならないという事になってしまう為、絶対安全域ではなく、リスクが0に近いラインとして32倍という基準値を設定しています。

何度も書きますが、物事には必ず例外がありますので基準値というものはそういうものだと理解して下さい。

(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)

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