風疹が流行っており、近所のクリニックに問い合わせしましたが 風疹単体の予防接種...
風疹が流行っており、近所のクリニックに問い合わせしましたが
風疹単体の予防接種は秋まで入荷しないということでした。
麻疹と風疹混合は、今すぐでも出来ると回答でした。
みなさんの地域でも不足状態は変わりありませんか??
単体と混合ワクチンについてどう思われますか?
単体が不足で
混合が在庫有りって・・・・・どういうことでしょう。
単体を受ける方が多いのでしょうか?
平成20年の健康診断結果表では
風疹IgG(EIA法)結果値が24.1でした。
おそらく抗体ありの部類だとは思うのですが、
主人も義理母も再度予防接種を受けたほうがいいというのです。
抗体があるのに受けても大丈夫なのでしょうか?
平成20年度の結果なので急激に抗体が減ってるということもあるものなのでしょうか?
う~ん
病院に聞けばいいことだと思うのですが
窓口での対応を考えるとこちらに頼ることにしました・・・・
- 回答 -
風疹の大流行により現在、風疹ワクチン、MRワクチン共に不足しています。
風疹ワクチンは基本的に任意接種でしか接種されておらず需要も1年間で約30万本程度であった為、元々その程度しか製造されていませんでした。(ワクチンの使用期限は約1年半~2年と短く、使われずに期限が迫ったワクチンは廃棄処分となる為、需要を大幅に上回る生産は元々行われていません)
その為、突然の風疹の大流行で需要が激増しあっと言う間に供給不足に陥りました。
その後、風疹ワクチンの代わりにMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)が風疹の免疫を持っていない人に任意接種で接種される様になりました。
MRワクチンは今年度の需要予測である約190万本に対し、360万本とかなり余裕を持った量が生産されていましたが、風疹の流行の勢いが一向に収まらない事と厚労省から各地方自治体へ妊婦とその家族へのワクチン接種の奨励が功を奏して、MRワクチンの供給余力である170万本を上回る勢いでワクチン接種希望者が増え続けています。
その為、厚労省の依頼を受けたメーカーが風疹ワクチンとMRワクチンの増産と前倒し生産を行っていますが、如何せんワクチンの製造には1年近くを要する為、急に増産できる量も限界が有り、風疹ワクチンで15万本、MRワクチンで70万本の増産が一杯一杯の状態です。
この様な理由で風疹ワクチンは現在殆ど枯渇状態の為、接種する事は困難な状況となっています。
更に、MRワクチンも既に品薄状態でこのままだと本来最も優先して接種をしなければいけない、1歳児の定期予防接種に影響が出る可能性も出てきました。
かと言って未だに流行が終息しない風疹の妊婦への感染予防の為に、妊娠予定の女性やそのパートナーを見捨てる訳にも行かないという非常に重大な事態となりつつあります。
>平成20年の健康診断結果表では風疹IgG(EIA法)結果値が24.1でした。
風疹IgG(EIA法)の検査キットは日本では主に3種類が使われています。
最も多いのがデンカ生研キットでその外にエンザイグノストキット、バイダスアッセイキットが使われていますが、それぞれのキットで検査値が異なります。
風疹のCRS発症予防の為の風疹抗体価の基準値はHI法で32倍以上とされていますが、EIA法ではデンカ生研キットで8.0以上、エンザイグノストキットで30.0 IU/ml以上、バイダスアッセイキットで45.0 IU/ml以上が一応の基準値とされています。
従って貴女の検査値がデンカ生研キットによるものならば基準値以上の抗体価があったと言えますが、他のキットならば基準値以下であったという事になります。
見分ける方法は、デンカ生研キットの検査値は24.1と数字のみの表記であるのに対し、他の2キットは IU/mという単位が表記されているはずです。
更に、5年が経過すれば風疹のHI抗体価は一般的に途中で風疹感染者との接触があるなどして風疹ウイルスの曝露を受けてブースティング(免疫増幅)が起きていない限り、5年前の半分以下に低下します。(抗体価の変動は個人差があるのであくまで平均的な推移としてです)
貴女の検査値がデンカ生研キットの検査値24.1であったと仮定すると、これをHI法の検査値に換算すると約16倍~64倍に相当します。(64倍が約7割程度、32倍以下が約3割程度という分布)
この値が5年で約半減していると考えると現在の貴女の抗体価はHI法換算で8倍~約32倍の間で、32倍の可能性が約7割程度、16倍以下の可能性が約3割程度ではないかと推測されます。(あくまでもEIA価をHI抗体価へ換算した上で、更に経年変化も平均的な減少傾向であると仮定した上での推定値であるので、正確に知る為には再検査が必用です)
32倍あれば一応ワクチンの追加接種は必要無いとされていますが、16倍以下ならワクチン接種が推奨されています。
但し、基準値はあくまで基準値であり絶対安全域では無いので例外はある(32倍以上でもCRSのリスクは0では無い)事は知っておいて下さい。
これが貴女の現在の抗体保有状況の推測です。
>抗体があるのに受けても大丈夫なのでしょうか?
抗体価が基準値以上の場合でもワクチンを接種する事で免疫増幅が起こって抗体価が更に上昇するだけで何も問題はありません。
只、現在ワクチン不足の状況である為、厚労省は新たな通知で「抗体価が十分にある人はワクチン接種を控えて、抗体価が不十分な妊娠予定の女性や妊婦の夫に優先的にワクチンが行渡る様に」と各自治体及び医療機関に協力を求めています。
以上の様な、貴女自身の免疫保有状況推定と社会的情勢を総合的に判断してどうなさるかをお決めになって下さい。
(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)
風疹単体の予防接種は秋まで入荷しないということでした。
麻疹と風疹混合は、今すぐでも出来ると回答でした。
みなさんの地域でも不足状態は変わりありませんか??
単体と混合ワクチンについてどう思われますか?
単体が不足で
混合が在庫有りって・・・・・どういうことでしょう。
単体を受ける方が多いのでしょうか?
平成20年の健康診断結果表では
風疹IgG(EIA法)結果値が24.1でした。
おそらく抗体ありの部類だとは思うのですが、
主人も義理母も再度予防接種を受けたほうがいいというのです。
抗体があるのに受けても大丈夫なのでしょうか?
平成20年度の結果なので急激に抗体が減ってるということもあるものなのでしょうか?
う~ん
病院に聞けばいいことだと思うのですが
窓口での対応を考えるとこちらに頼ることにしました・・・・
- 回答 -
風疹の大流行により現在、風疹ワクチン、MRワクチン共に不足しています。
風疹ワクチンは基本的に任意接種でしか接種されておらず需要も1年間で約30万本程度であった為、元々その程度しか製造されていませんでした。(ワクチンの使用期限は約1年半~2年と短く、使われずに期限が迫ったワクチンは廃棄処分となる為、需要を大幅に上回る生産は元々行われていません)
その為、突然の風疹の大流行で需要が激増しあっと言う間に供給不足に陥りました。
その後、風疹ワクチンの代わりにMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)が風疹の免疫を持っていない人に任意接種で接種される様になりました。
MRワクチンは今年度の需要予測である約190万本に対し、360万本とかなり余裕を持った量が生産されていましたが、風疹の流行の勢いが一向に収まらない事と厚労省から各地方自治体へ妊婦とその家族へのワクチン接種の奨励が功を奏して、MRワクチンの供給余力である170万本を上回る勢いでワクチン接種希望者が増え続けています。
その為、厚労省の依頼を受けたメーカーが風疹ワクチンとMRワクチンの増産と前倒し生産を行っていますが、如何せんワクチンの製造には1年近くを要する為、急に増産できる量も限界が有り、風疹ワクチンで15万本、MRワクチンで70万本の増産が一杯一杯の状態です。
この様な理由で風疹ワクチンは現在殆ど枯渇状態の為、接種する事は困難な状況となっています。
更に、MRワクチンも既に品薄状態でこのままだと本来最も優先して接種をしなければいけない、1歳児の定期予防接種に影響が出る可能性も出てきました。
かと言って未だに流行が終息しない風疹の妊婦への感染予防の為に、妊娠予定の女性やそのパートナーを見捨てる訳にも行かないという非常に重大な事態となりつつあります。
>平成20年の健康診断結果表では風疹IgG(EIA法)結果値が24.1でした。
風疹IgG(EIA法)の検査キットは日本では主に3種類が使われています。
最も多いのがデンカ生研キットでその外にエンザイグノストキット、バイダスアッセイキットが使われていますが、それぞれのキットで検査値が異なります。
風疹のCRS発症予防の為の風疹抗体価の基準値はHI法で32倍以上とされていますが、EIA法ではデンカ生研キットで8.0以上、エンザイグノストキットで30.0 IU/ml以上、バイダスアッセイキットで45.0 IU/ml以上が一応の基準値とされています。
従って貴女の検査値がデンカ生研キットによるものならば基準値以上の抗体価があったと言えますが、他のキットならば基準値以下であったという事になります。
見分ける方法は、デンカ生研キットの検査値は24.1と数字のみの表記であるのに対し、他の2キットは IU/mという単位が表記されているはずです。
更に、5年が経過すれば風疹のHI抗体価は一般的に途中で風疹感染者との接触があるなどして風疹ウイルスの曝露を受けてブースティング(免疫増幅)が起きていない限り、5年前の半分以下に低下します。(抗体価の変動は個人差があるのであくまで平均的な推移としてです)
貴女の検査値がデンカ生研キットの検査値24.1であったと仮定すると、これをHI法の検査値に換算すると約16倍~64倍に相当します。(64倍が約7割程度、32倍以下が約3割程度という分布)
この値が5年で約半減していると考えると現在の貴女の抗体価はHI法換算で8倍~約32倍の間で、32倍の可能性が約7割程度、16倍以下の可能性が約3割程度ではないかと推測されます。(あくまでもEIA価をHI抗体価へ換算した上で、更に経年変化も平均的な減少傾向であると仮定した上での推定値であるので、正確に知る為には再検査が必用です)
32倍あれば一応ワクチンの追加接種は必要無いとされていますが、16倍以下ならワクチン接種が推奨されています。
但し、基準値はあくまで基準値であり絶対安全域では無いので例外はある(32倍以上でもCRSのリスクは0では無い)事は知っておいて下さい。
これが貴女の現在の抗体保有状況の推測です。
>抗体があるのに受けても大丈夫なのでしょうか?
抗体価が基準値以上の場合でもワクチンを接種する事で免疫増幅が起こって抗体価が更に上昇するだけで何も問題はありません。
只、現在ワクチン不足の状況である為、厚労省は新たな通知で「抗体価が十分にある人はワクチン接種を控えて、抗体価が不十分な妊娠予定の女性や妊婦の夫に優先的にワクチンが行渡る様に」と各自治体及び医療機関に協力を求めています。
以上の様な、貴女自身の免疫保有状況推定と社会的情勢を総合的に判断してどうなさるかをお決めになって下さい。
(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)
2013-06-26 07:35
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