ピロリ菌。 旦那がピロリ菌だと判明しました。 私も可能性高いでしょうか。 調べ...

ピロリ菌。

旦那がピロリ菌だと判明しました。
私も可能性高いでしょうか。

調べたら口腔感染もあるけど可能性は低いと書いてありました。幼児期に移る可能性が高いとも書いてありました。

なら、なんで毎年している検査なのに今年だけピロリ菌に感染したのでしょうか。

私も検査した方が良いのでしょうか。

私もと言うことは私は妹と仲良しで飲み物も一緒に飲むので妹も?
妹の旦那さんも?と不安になります。


- 回答 -
ピロリ菌の感染経路はよくわかっていませんが おそらく抵抗力の弱い幼児期の衛生状態が関係しているだろうといわれています。それと口移しでの食物摂取など濃密な親子関係にその要因を求めることもありますが いずれにしても その経路についてはよくわかっていないのです。

ピロリ菌は 感染力が弱く 通常成人になれば 感染することは稀ですが、何らかの原因で感染しても不思議ではありません。感染初期には 急性胃粘膜病変(急性胃炎)として 症状がでる場合もありますが、無症状であることも少なくありません。

ところで、ピロリ菌は胃がんの原因菌として近年注目を浴びていますが、ピロリ菌そのものががんを引き起こすわけではありません。
「ピロリ菌の持続感染→ 慢性胃炎→粘膜の萎縮→ 腸上皮化生→発がん 」とういう経過をたどるといわれるのですが、ほとんどの感染者は がんの経過をたどることはありません。また、この矢印の道筋を断ち切ることが 胃がんの予防につながります。

ちなみに
日本人の40歳代以上は 約半数以上ががピロリ菌の感染経験があるといわれています(抗体陽性)。ですから、ピロリ菌に感染しているからと言って過剰に神経質になる必要はないと思います。しかし!(ここ重要→)、発見される胃がん患者のほとんどはピロリ菌の感染歴があります。つまり、感染者は非感染者にくらべ、明らかに胃がんになりやすいリスクを背負っているのです。

ですから、あまり神経質になることはありませんが、ご主人は胃がんのハイリスク者だと 覚えててくださいね。
定期的に 胃の検診を受けたほうが いいかもです。

で 最後に 質問の答えですが(笑)

ピロリ菌の検査よりも 年齢にもよりますが 定期的に各種のがん検診(子宮がん、乳がん、胃がん、肺がん等)を受けたほうが いいような気がしますが。。。自治体による 補助があると思うので、尋ねてみてはどうですか?

追記

自然治癒する可能性はあります。問題なのは持続感染です。ピロリ菌が生着してコロニー(集落)を形成し慢性胃炎を引き起こすこと(引き起こすかも知れないこと)が問題なのです。胃には様々な菌に曝露(さらされて)されています。ほとんどはというか、まあピロリ菌以外は 一種の通過菌と考えてもいいと思います。 そしてほとんどの菌は 胃の強い酸(胃酸)によって 死滅し コロニーを形成することは不可能と考えられています。しかし、ピロリ菌は 自身を胃酸から 守るためにアンモニア(アルカリ)を産生し 胃液から自身を防御しているのです。

で! どんな疾患にもあてはまりますが、自然治癒を期待して、疾患を放置、傍観することは いただけません! もし、ピロリ菌の感染を 心配しているのであれば、除菌をおすすめします。 消化器内科を受診してください。場合にもよりますが除菌は そう 難しくありません。

長文に なっちゃいましたね (笑)

(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)

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