インフルエンザについて質問です 今日の朝あたりから高熱と頭痛と関節痛や咳といっ...

インフルエンザについて質問です
今日の朝あたりから高熱と頭痛と関節痛や咳といった症状が出ていました。弟がインフルエンザです。もしやインフルエンザではないかと思い病院で検査してもらっ
たところ症状は完全にインフルエンザなのに反応は出なかったみたいです。話によると検査するのが早かったのかもしれないとのことです
一応、風邪の薬とボルタレンという座薬を貰ったのですが、もしインフルエンザだったなら、ボルタレンという座薬はあまり使わないほうがいいと聞いたことがあります。
今効果は出ていて39度から37度まで熱は下がり症状も軽くなりました。
この座薬でインフルエンザ脳症になると聞いたことがあります。本当でしょうか


- 回答 -
インフルエンザ脳症・脳炎は、未治療でも、解熱消炎剤使用中でも、ノイラミダーゼ阻害薬使用中でも、いずれでも発生しうることがわかっていますので、インフルエンザの発熱期間中(たいてい発病後2~3日)は監視・注意が必要です。痙攣・意識消失・異常行動は再診させてください。
ボルタレンはライ症候群の発生に因果関係があるかもしれないということで、原則小児へは使用しないことになっています。成人には使用可能です。

ボルタレン:
7.小児等への投与
⑴ ウイルス性疾患(水痘、インフルエンザ等)の患者に投与しないことを原則とするが、投与する場合には慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察すること。(「2 .重要な基本的注意」の項参照)
⑵ 小児では、副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に投与すること。(「2 .重要な基本的注意」の項参照)

2.重要な基本的注意
⑴ ジクロフェナクナトリウム製剤を投与後にライ症候群を発症したとの報告があり、また、同効類薬(サリチル酸系医薬品)とライ症候群との関連性を示す海外の疫学調査報告があるので、本剤を小児のウイルス性疾患の患者に投与しないことを原則とするが、投与する場合には慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察すること。
〔ライ症候群:水痘、インフルエンザ等のウイルス性疾患の先行後、激しい嘔吐、意識障害、痙攣(急性脳浮腫)と肝臓ほか諸臓器の脂肪沈着、ミトコンドリア変形、AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、CK(CPK)の急激な上昇、高アンモニア血症、低プロトロンビン血症、低血糖等の症状が短期間に発現する高死亡率の病態である。〕

この坐薬でインフルエンザ脳症にはなりません。インフルエンザで、インフルエンザ脳症になるのです。インフルエンザの治療をしっかりやらないといけません。ノイラミダーゼ阻害薬の治療により、インフルエンザ脳症の死亡は激減しています。

(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)

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